PATENT主な発明案件

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EMF型水素センサ関連知財

大学発の「水素センサ」の技術移転と技術開発

大学主催の発表会が出合いの始まりでした。特許化に向けた支援と技術移転の成功が評価され、2006年に知財循環モデルとして文部科学大臣賞を発明者および企業と一緒に受賞、2007年に全米の技術移転関係者が集う会議AUTMでは「世界の移転技術100選」に選出されました。

新潟大学発の水素センサは、材料物性研究室での新しい実験手法の成果から「役に立つ」を意識して生まれ、「EMF型クイック水素センサ」として知財化されました。起電力(EMF)型センサの特徴として超小型化が可能です。水素ガスの低濃度領域で優れた応答性と感度を持ち、ガス選択性が高く、固有の自己起電力から高い信頼性が付与できます。

発明者と国際的な市場調査を行うことで、関連知財に図示する機能性の高い多様な水素センサが開発されました。2020年には弊社から全水素濃度領域向けた水素センサの特許申請を行うなど、水素社会に向けた技術開発に取り組んでいます。

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EMF型水素センサ紹介動画

クイック水素ガスセンサの検知特性

水素ガスに瞬時に応答,ストロー中に残存する水素ガスにも反応

ワイヤレス方式水素ガスセンサの動作

水素濃度と送信機IDを1秒間隔で送信
試作品の場合,90日間連続稼働

燃料電池アシストミニカー

実証試験を目的に大学と共同で開発
荷台に燃料電池,水素量検知センサ付き水素吸蔵合金タンクを搭載